料理の日記

今日の料理として、日々の夕食の内容を投稿させて頂いています。ここでは日々の投稿に対する質問への回答やレシピなどを公開しています。ロンドンに9年、中国に7年、台湾に3年の海外赴任経験があり、仕事が営業だったこともあり、世界の各国で色々な美味しい料理や美味しいお酒を頂きました。料理を自分で作り始めたのは最近のことですが、味については結構自信があります。

食事について

食事は毎日のことですから、重要であるのは間違いありません。健康は食事で決まると言っても過言では無いと考えています。食事は大事だと考えているので、2年前の64歳の時から夕食は毎日自分で作るようになりました。コロナ禍で私だけが在宅勤務だったことが、キッカケです。その結果、コロナ禍で5キロ太った体も直ぐに元の体重に戻すことが出来ました。お酒もグルメも大好きだったこともあり、数ヶ月で親戚や友人にも手料理でもてなしをする様になりました。皆んなに美味しいと言って貰うのが、何よりも楽しみです。今年から料理の日記と称して、InstagramやTwitterで投稿をしています。

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料理のコンセプト

1️⃣ 医食同源を実践する

貝原益軒の養生訓が好きで彼が提案する生活を実現したいと考えています。養生訓で提案している健康で豊かな生活を実現するためには、医食同源の考え方が重要だと感じています。医食同源とは、食事を薬だと考えて、薬を食事することで健康は維持出来ると考えることです。最近は食事で健康を維持出来ることを紹介している本が数多く出ており、自分が実践してきたことは間違いではありませんでした。ここで紹介する本や商品は出来るだけ、普段は説明されない様なポイントもご紹介させて下さい。

2️⃣ 毎月3万円を上限とする

毎日の食事を担当する様になり、食費の予算を決めました。一日、千円以下、毎月3万円を上限としています。但し、医食同源を実践するためには四季の野菜をメインに、国産の肉を食べ、添加物の入った加工品や調味料を出来るだけ使わない様にしています。そのため、買い物は一週間に一度纏めてやっています。

3️⃣ 料理の時間は1時間以内

毎日の料理を1時間以内でするために、レシピではなく、調理方法と味付けを覚えて料理をしています。レシピに頼って料理をすると毎回、レシピを確認する必要があり、どうしても時間がかかったしまいます。調理方法と味付けを覚えることで時間が短縮できます。また、時短出来るところは時短して、下処理をしないと味に違いがあるものは、下処理をする様にしています。

<食事に関する本> 食事が生活の基本であると考えており、目指している生活は貝原益軒が養生訓で紹介している内容です。貝原益軒は、養生訓を正規の仕事を離れてから纏めており、健康で豊かな生活を提案しています。そして、それを実現する為に、毎日とる食事と医療の根源は同じであるという医食同源の考え方が重要になると考えています。養生訓と医食同源に関する本をご紹介します。

養生訓に関する本 養生訓のことを分かりやすく解説してある本です。養生訓は、貝原益軒が健康と健康法に関して指南書です。益軒が83歳の時に纏めたもので、健康法を解説しています。長寿を全うするための生活心得書として纏められています。運動・栄養・休息を過不足なく取ることを勧めています。食事を気をつけて、適度な運動をして、十分な睡眠をとるということが健康の基本だということが理解出来る内容です。

養生訓 是非とも原書を読むことをお勧めします。現代文に翻訳してあるので理解し易いです。貝原益軒は、養生の視点から、1、道を行い、善を積むことの楽しむ 2、病にかかることの無い健康の生活を楽しむ 3、長寿を楽しむと三つの楽を提案していますが、2の健康な生活を楽しむことが、医食同源で実践出来るポイントになると考えています。

医食同源に関する本1️⃣ 糖質を制限して、良い油を使った料理を食べると癌にならない健康な体になることを詳しく紹介しています。悪い油として食べるのを控えた方が良いとしているが、加熱したサラダ油等の化学処理をした植物油です。一日の内、16時間食事をしないというプチ断食を紹介しています。多くの医者が推奨している断食方法です。私も実践しています。

医食同源に関する本2️⃣ 外科医の医者が書いた本です。1️⃣の本を読んでそれを実践していった方法を紹介しています。また、食材の効能から説明してあり、分かり易い本です。にんにく、生姜、きのこ等の食材についての効能が記載されており、太るメカニズムも紹介されています。食生活を改善することにより、減量に成功して健康な体を手に入れたことが詳しく紹介されています。

医食同源に関する本3️⃣ 医者が書いた食事の本です。お勧めの食材を紹介しています。また、その科学的な理由も説明されています。

医食同源に関する本4️⃣ 医療関係のジャーナリストが書いた本です。ジャーナリストが書いた本なので、理解しますい内容になっています。お勧めの食材を紹介しています。また、その科学的な理由も説明されています。食事法だけでなく、運動や精神のあり方にも言及しています。分かりやすく、実践向きの内容です。

料理について

料理は2年前、64歳の時から始めました。コロナ禍でテレワークになり、一日中自宅に居たので、気分転換になるとも始めました。ワインの時もそうでしたが、何かを始める時は先ず本を読みます。料理を始めるにあたっては、興味を持っていたタサン志麻さんの本を読んで、そのレシピを全て作ってみました。志麻さんのレシピ本を幾つも出版されているので、どれを読んだら良いかわからない方のために、私が読んだ本を幾つかご紹介します。

志麻さんのレシピ本> 料理を始めるにあたり最初に読んだ本で、合計で10冊は読んでいます。その中で幾つかお勧めします。

志麻さんレシピ本1️⃣ フランス料理の基礎となる料理が多く、簡単なサラダもあり、最初の本として重宝しました。

志麻さんレシピ本2️⃣ ソースの本です。肉や魚の焼き方も説明してあり、基本が学べます。

志麻さんレシピ本3️⃣ 季節ごとに出版されている本です。志麻さんだけでなくチームで作成している感じです。

<オレンジページ> 志麻さん以外のレシピ本ではクロワッサンとオレンジページをみていましたが、最終的にはテーマがしっかりしている、オレンジページだけをみています。

オレンジページのお勧め 黄金比は元々は縦横の美しいバランスのことを言っていましたが、最近はベストの組み合わせ比も黄金比と読んでいる様です。この本は、料理に対する調味料の黄金比をまとめています。良くまとまっており参考になります。最終的を黄金比は自分で決めると、料理は非常に楽になり、美味しくなると思います。

オレンジページのお勧め たまにいつもと違う豪華な料理を作ろうと思う時に役に立ちます。友達が来た時などに使っています。

ロンドンにいてもパリは憧れの街でした。パリはロンドンからだと飛行機でも1時間、ユーロスターでも3時間なので、日帰り出来るのですが、よく泊まりました。朝食は、ホテルの近くのパン屋に行きました。出来立てのクロワッサンが非常に美味しかったのが懐かしいです。

(調味料) 添加物の無いものが基本です。加工品にはどうしても添加物が入ります。

医食同源の本で共通して記載されている内容が、添加分の入った加工品を食べると健康になれないということです。調味料は、料理を作るときに毎日使うものなので、医食同源の観点から拘って吟味してきました。国産の原材料を使っていて、添加物を入れていないことが基本です。ただし、味と価格というコスパの観点から納得できるものを使っています。円高の影響で、調味料の価格は高騰しています。イオンが提供しているトップバリュー等で国産の原材料を使っていて、添加物を入れていないものであれば代用は可能だと思います。

<オリーブオイル> サラダ油は体内で劣化します。オリーブオイルがお勧めです。

サラダ油よりオリーブオイル

料理を作る時は、オリーブオイルが基本です。サラダ油は体の中で劣化するので、医食同源に関する本はどれもオリーブオイルにすることを勧めています。サラダ油よりも多少高いですが、ドレッシングもマヨネーズも市販品には添加物が入っているので、どちらもオリーブオイルを使った自家製です。ドレッシングは、オイルと酢の割合を2:1で作るのを基本として塩と胡椒を少々入れます。味を酸っぱくしたい時は、1:1にします。大きなサイズで購入しています。オリーブオイルはスペイン産です。

<ごま油> 和風料理などごま油の風味が欲しい時にごま油を使っています。和風ドレッシングを作る時もごま油です。ドレッシングの作り方はオリーブオイルと同じです。

ごま油は健康に良い油

<酒> 食材の臭みを消し、肉を柔らかくし、料理にコクや風味を出す役割があります。添加物の無いものを使っています。

料理酒について

料理に使う酒は、純米酒にしています。添加物がないのが有難いです。当初は、白ワインや赤ワインも買って使い分けていましたが、家庭料理なら純米酒で何の料理を作っても美味しく頂けます。安いワインを使うなら、純米酒を料理に使うことをお勧めします。酒は酒税が入るので高くなりますが、出来るだけ安くしたいという方は料理酒でも大丈夫です。2%の塩が入っているので、その点を考慮すれば問題はありません。普段の料理では料理酒でも問題は無いですが、ソースを作る場合は塩辛くなるので、純米酒をお勧めします。

<みりん> 味に深みが出て、甘みや照りを出してくれます。添加物の無いものを使っています。

みりんの効果

和風の味付けをする時にはみりんは不可欠です。なんちゃってもありますが、添加物の無い純正をお勧めします。野菜料理には不可欠です。

<酢> 料理を始めた当初は、白ワイン酢や赤ワイン酢と純米酢を使い分けていましが、家庭料理を美味しく頂くという観点からは、使い分けても大きな違いがなかったので、純米酢に統一しました。純米酢の香りが強すぎるという方は、リンゴ酢が白ワイン酢に近く、あっさりした感じなのでお勧めします。

酢の力

<醤油> 料理の時に使う以外、食事の時に使うことはありません。刺身もカルパッチョにすることが大半です。

醤油の効能

基本的には他の調味料と同様に国産の材料を使って、添加物の無いものを選んでいます。

<塩> 調理に便利な焼塩を使っています。

塩の効果

特にこだわりは無いのですが、料理を作る時に全体にふりかけ易いものを選んでいます。

<砂糖> 和風料理の味付けに適した砂糖です。

砂糖の効果

料理を始めた当初は、料理に砂糖を使っていませんでしたが、和風味付けに砂糖を使うと美味しくなることに気がつき、砂糖を少し使うようになりました。肉料理や大豆関連の素材を使った料理に入れると美味しくなります。

<玄米> アンチエイジングとお通じ改善

玄米の効能

じゃがいもをどうすれば、良いか試行錯誤しました。フランス料理の有名シェフの方法も試してみました。結論は、メークイーンを洗って皮付きのまま、ラップで包んでレンジ強で片面を7分間づつ加熱する方法です。勿論、加熱後にラップを外せば(熱いので水道水をかけながら外しています。)このままで美味しく頂けますが、料理の時には、最後に入れて、味を絡めます。カレーを作るときに、並行してじゃがいもをレンジで加熱すると、調理時間は半減できます。最後に出来たカレーにじゃがいもを加えて、ルーを馴染ませると直ぐに食べることができます。

電子書籍

ブログに関連して、Amazonから電子書籍を出版しています。どれも初心者向けの解説書ですが、携帯電話で気軽に読んで頂けるように構成しております。楽しんで頂ければ幸いです。

ロンドン赴任者の日記、ワインの美味しい飲み方

初心者にもワインを飲む楽しさを知っていただくことができる本になっています。

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